お客さまの声
70歳代・女性からアンケートをいただきました
お客さまの声
高齢の母の意思確認のために、ZOOMで対応していただいたり、紛失した印鑑証明登録カードについて、代理人の再登録の方法を教えていただいたり、署名に時間がかかるのを忍耐強くお待ちいただいた。
依頼した理由
死後45年の祖母から現在97歳の母への土地相続の手続きで、書類も記憶も乏しい案件だったため。
また、祖母の戸籍上の名前の文字が、日常的に使っていた文字と異なっており、同定するのに複雑な手続きが必要になったため。
担当者コメント
本件は、お取引先の税理士事務所からのご紹介で、相続登記の義務化にともない、亡祖母名義の不動産を母名義としたいというご相談をお受けしたものです。
通常、亡くなった祖父母名義の不動産を相続により名義変更するには、まずは現在の相続人が何人となっているかの確認から開始します。亡くなってから相当の期間が経過していると、相続人にさらに相続が開始し、最終的な相続人の数が想定以上に大勢となっていることがあるためです。本件では、戸籍を確認したところ、幸いながら祖母の相続人は依頼者の母ただ一人でしたので、遺産分割協議を経ることなく、相続登記を進められる状況でした。
ただし、大きな問題がまだ1つありました。それは、登記上の名義人の名は漢字で登記されているのですが、被相続人とされる祖母の戸籍を見ると平仮名での名となっており、出生からの戸籍を見ても漢字であった履歴もない、というものでした。
登記手続において、司法書士は氏名や住所の記載に一字一句相違がないか目を光らせています。一文字でも違うと、法務局から「これは別人ではないか」とか、「住所がつながっていないのではないか」と指摘を受けるためです。
本件においては、かなり大きな相違がありましたので、まずは登記上の名義人の方と、戸籍上の被相続人とされる方が同一人であるかにつき、ご依頼者へのヒアリングから始めました。続いて、それを証する書類として、権利証の提出を求めたところ、かなり古い書類でしたが状態も良く残っておりましたので、これをもって法務局に照会をかけたところ、登記申請を受理できるとの回答があり、進めていけることとなりました。
附属書類として、法務局に対する上申書(事情説明書のようなもの)を作成して、相続人が署名と実印で押印して提出するのですが、ご依頼者の方で印鑑を紛失されており、その再登録手続などでも少しお時間が掛かってしまいましたが、最終的にようやく登記手続を完了し、ご依頼者にもとても喜んでいただけました。
亡祖父母、又はさらに先代の方の名義の不動産の名義変更(相続登記)は、いろいろな問題が潜んでおり、これを一つ一つ解決して進めていかなければなりません。パートナーズ司法書士法人では、このような事案を多く取り扱った実績がございます。相続登記をしないまま、長い時間が経過してしまい、そろそろやらないと・・・と思っている方は、ぜひご相談ください。
この度もご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。
担当司法書士
脇 博喜
